自宅の無線LANの速度がイマイチで購入した TP-Link Archer AX50ですが、とても高速で満足しています。
しかしWi-Fi6対応機器を持っていない我が家ではややオーバースペックぎみ。
そんななか、今月初旬に従来品と同等の価格帯ながら通信速度は1.5倍以上、同時接続台数は2倍以上のArcher C80が発売。
Wi-Fi6(802.11ax)には対応していませんが、無線LAN規格の第2世代である「802.11ac Wave2」に対応するなど、なかなか良さそうです。
今回はTP−Link様よりArcher C80を提供していただきましたので紹介したいと思います。
TP-Link Archer C80のポイント
- 802.11ac Wave2対応
- MU-MIMO対応で安定的に高速通信
- 最大接続台数:36台
- 保護者による制限機能搭載
- お手頃価格
Archer C80 レビュー
外観
AX50同様に4本のアンテナのインパクトがあるパッケージです。
3年保証と世界シェア8年連続No1と表記は安心感があります。
本体の寸法は215×117×32mm、アンテナは190mm。
アンテナが長いので縦置きをするなら、場所を選びますが壁掛けも可能。
底面にはフック穴があります。
背面、左側には電源ボタン、右側にWPS/Wi−Fiスイッチ、リセット、ギガビット対応LANポートが4つ、ギガビット対応WANポートが1つ用意されています。
同梱物
- Archer C80 本体
- AC電源
- LANケーブル
- かんたん設定ガイド
- 保証書
同梱物は無駄を省いた感じですっきり。かんたん設定ガイドとアプリさえあれば設定でひっかかるところはないです。
Archer C80とArcher AX50と比較
上位版でもあるArcher AX50と比較してみました。
本体サイズはC80のほうがコンパクト。アンテナの長さはC80のほうが長いです。
背面。AX50は中央にポートが纏まっていますが、C80はアンテナを挟んで配置されています。
スピードテストをした結果は以下の通り。
Archer C80 | Archer AX50 | |||
---|---|---|---|---|
上り | 下り | 上り | 下り | |
1回目 | 270Mbps | 380Mbps | 230Mbps | 330Mbps | 2回目 | 170Mbps | 360Mbps | 230Mbps | 230Mbps |
たまたまだと思いますが、1回目の計測でC80がダントツのスピードを出しました。
数回やっていると、やはりAX50のほうが安定して速度がでていますが、C80もなかなか良い感じです。
アクセスポイントとして使う場合は前もって設定
C80もブリッジモードに切り替える物理スイッチがないためLANネットワークに入れる前に設定する必要があります。
設定方法は簡単で、電源オンにしたあとC80にWi-Fi接続。
アプリで初期設定後、動作モードをアクセスポイントに切り替えるだけです。
最後に
今回はTP-LinkのArcher C80を紹介しました。
詳しく紹介していませんが、C80は「MU-MIMO」という技術で速度・接続台数がアップ、エアタイムフェアネス機能で全体的なWi-Fiパフォーマンスを向上するなど、様々な機能が向上しています。
速度も速く、機能も向上していながら価格帯は5000円台とコストパフォーマンスに優れたWi-Fiルーターと言えるでしょう。
Wi−Fi6対応ならAX50がオススメです。