平成28年1月よりいよいよ利用開始されるマイナンバーですが
今月、平成27年10月以降、各市区町村からマイナンバーが記載された
「通知カード」が簡易書留で発送されます。
そもそもマイナンバーとはどういうものか？
マイナンバー(個人番号)とは、
国民一人ひとりが持つ12桁の番号のことです。
マイナンバーは、一生使うものです。番号が漏えいし、不正に使われるおそれがある場合を除き、一生変更されませんので、大切にしてください。
行政の効率化
マイナンバー制度の導入後は、国や地方公共団体等での手続で、個人番号の提示、申請書への記載などが求められます。国や地方公共団体の間で情報連携が始まると、これまで相当な時間がかかっていた情報の照合、転記等に要する時間・労力が大幅に削減され、手続が正確でスムーズになります。
国民の利便性の向上
これまで、市区町村役場、税務署、社会保険事務所など複数の機関を回って書類を入手し、提出するということがありました。マイナンバー制度の導入後は、社会保障・税関係の申請時に、課税証明書などの添付書類が削減されるなど、面倒な手続が簡単になります。また、本人や家族が受けられるサービスの情報のお知らせを受け取ることも可能になる予定です。
公平・公正な社会の実現
国民の所得状況等が把握しやすくなり、税や社会保障の負担を不当に免れることや不正受給の防止、さらに本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能になります。
なにやら良いことが多いようだが本当にそうなのか。
マイナンバーで一括管理紐づけされると副業している人の身バレ恐れによる退職などで年間約972億円もの経済損失が発生するという話も・・・。
では我々に身近なアフィリエイトはどうなのか？
まず確定申告が必要なのは副業で得た収入が年間20万以上です。
これは必要経費を差し引いての収入で（サーバー・ドメイン代、サイト運営に必要だとして購入した書籍代などは差っ引ける）今までと変わりありません。
確定申告した場合、本業と副業の合算した所得をもとに住民税が決定するので、金額があまりにも多いとここでバレる場合があります。
このケースは今回のマイナンバー導入に限ったことではなく今までにもあったリスクではあります。
ではASPから収入の申告はあるのか？
現状ASPから申告は行っていない（ところもある）ようですが今後どのようになるかは気になるところです。
ASPにマイナンバー登録が必要になった場合はもう逃れられないですね・・・。
一番気になる部分を政府広報に直接問い合わせている方がいました。
こちらのサイトによると今回の制度によって新たに副業バレするようなことはないようです。
マイナンバーが導入されると、会社に副業がバレるかどうか？について詳しくまとめられています。
結論から言うとケースバイケースで就業形態によってはバレる場合はあるようですが
どれも今回のマイナンバー制度によるものではなく現行法でもリスクがあるものです。
また、情報漏えいなどセキュリティの問題も気になります。
ウェブサイトなどで簡単に入力しないようにしましょう。
全貌がいまいちわからないマイナンバーですが注意はしていたほうがよさそうですね。