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M4 Mac miniのストレージ不足を解決!RayCue製40Gbps対応M.2 NVMeケース+USB-Aハブ付きレビュー

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先日プライムデーで購入したM4チップ搭載のMac mini。高性能かつ静音で、コストパフォーマンスの高さが話題となっています。
しかし、最小構成モデルのストレージはわずか256GB。アプリや写真・動画を保存していくと、すぐに容量がひっ迫するのは予測できます。

それでも最小構成モデルに人気が集まっている理由は、外付けSSDによる運用が可能という点じゃないでしょうか。私も購入前から外付けSSD導入も視野に入れ検討しており、物色していました。

今回選んだのが、RayCue製の40Gbps対応M.2 NVMe SSDケースです。さらにUSB-Aポート付きという、Mac miniユーザーにとって理想的な設計。

本記事では、この外付けSSDケースを実際に使用したレビューをお届けします。M4 Mac miniを最小構成で購入し、高速な外部ドライブを探している方はぜひ参考にしてください。

M4 Mac miniはストレージ256GBでも大丈夫?

Appleシリコンの進化により、M4チップ搭載Mac miniは動画編集やソフト開発にも十分な性能を発揮しますが、最小構成である250GBは確実に容量が足りません

上記画像は、初期起動直後の容量。初期段階での使用率はわずか15%程度としばらくは大丈夫そうですが、アプリや写真や動画を扱う用途では外部ストレージを早めに用意する必要があるでしょう。

最初に候補にあがったのがロジテックのLGB-PNVU4Cです。PCIeトンネリング対応で3800MB/sの高速転送が可能なモデルです。

しかし、この形状でmac mini付近に置いては、せっかくのすっきりした見た目が半減するため、スタンド形式で探していました。

購入前の6月末の絶妙なタイミングで登場したのが、美しいデザインで人気のSatechi。

こちらは潔いことに、ハブ機能はなし。

SSDエンクロージャー機能しかない商品ですと、別途ハブも必要になります(もちろんUSB-Aは必要なければいらないです)。

そのため、最大40GbpsのM.2 NVMe SSDエンクロージャーとハブ機能がついたRayCueの40Gbps対応M.2 NVMeケース+USB-Aハブ付きの商品にしました。

開封と外観レビュー

プライムデーでmac miniと一緒に購入したのですが、箱のサイズはmacとほぼ同じ。

材質もプラスティックではなく、アルミ調なのでmac miniと重ねても安っぽさはないです。

同梱物

  • 本体
  • USB-Cケーブル
  • ドライバー(+・ー)
  • ネジ
  • 放熱用シリコン
  • USER MANUAL

SSDは同価格帯のSamsung 990 PROと迷ったのですが、発熱が凄いというレビューを多く見たためこちらを選択。

取り付けはとても簡単。ネジ2本で止まっている蓋を開けて、端子側に刺してねじ止めするだけ。対応SSDのサイズは2230/2242/2260/2280

この放熱用シリコンで問題ないのかは様子を見たいと思います。

以下の記事にも書いていますが、設置後はフォーマットをしてOSをインストール。外付けSSDから起動するようにしています。

フォーマット前は以下のような表示になりますが、初期化すればOKです。

気になる速度と温度

接続はもちろん、最大データ転送速度40Gbpsの裏側にあるThunderbold4ポートに接続しましたが、なんと内蔵SSDよりも速い結果となりました。

実は表示通りハードディスクなんじゃないかと疑いましたが、Smartmontoolsで確認したところ紛れもなくSSDでした。

重い作業ではないですが、このブログ投稿時点でのThunderbolt接続SSD(Crucial P5 Plus 2TB)SMART情報は以下の通りです。

=== START OF SMART DATA SECTION ===
SMART overall-health self-assessment test result: PASSED

SMART/Health Information (NVMe Log 0x02, NSID 0xffffffff)
Critical Warning:                   0x00
Temperature:                        45 Celsius
Available Spare:                    100%
Available Spare Threshold:          5%
Percentage Used:                    0%
Data Units Read:                    2,169,338 [1.11 TB]
Data Units Written:                 2,342,070 [1.19 TB]

温度は45度〜48度ぐらいなので許容範囲です。なお、SMART上のWarning温度は86度、Criticalは88度となっていました。

上で表示したディスクチェックは購入直後ですが、こちらデータ移行など完了して記事執筆時点の結果となります。やはり内蔵SSDより高速なようで大満足です。

参考に手持ちの2TBの外付けSSDで計測したところ、読み込み360MB/s台、書き込み 430MB/s台でしたのでどれだけ高速なのかはよくわかります。

最後に

256GBの内蔵ストレージだけでは心もとないM4 Mac miniでしたが、高速な外付けSSDを導入することで快適性が大きく向上することがわかりました。

最近では、SSDエンクロージャーやドッキングステーション、スタンド一体型の製品などさまざまな選択肢がありますが、本製品は「性能」と「コスト」のバランスが非常に良く、総合的に見て満足度の高いアイテムだと感じました。

M4 Macのストレージ不足に悩んでいる方や、拡張性を求めるユーザーには、ぜひ検討してみてほしい一台です。

こんな方におすすめ

  • M4 mac miniの容量が足りない
  • なるべくシンプルな構成でまとめたい
  • Thunderboltの性能を活かしたい

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