電子書籍リーダーの代表格であるAmazonのKindle。
お手軽にたくさんの本が読めるということもあり人気ですが、種類がいろいろあり最初は何が一番最適なのか迷いますよね。
今回はそれぞれのモデルの特長や機能などを比較して、どのKindleがおすすめなのかまとめてみました。
Kindleの特徴
Kindle(キンドル)はAmazonが販売している端末。Kindleストアでダウンロードした電子書籍を閲覧することが可能な電子書籍リーダーです。
電子ペーパー(E-ink)スクリーンを採用しており、直射日光下でも反射しづらく目に優しい。
「紙のように本を読む」というキャッチフレーズ通り、スワイプ(タッチパネルで指を横に滑らせる操作のこと)もスムーズで本をめくる感覚で読書が楽しめます。
Kindleはタブレットのような形状ですが、アプリなどはインストールはできないので注意。
Youtubeやネットサーフィンのような用途でも使いたいという方はFireタブレットがリーズナブルで良いでしょう。
Kindle(キンドル)の種類
Kindleは以下の5機種が販売中。Voyageとマンガモデルは現在販売していないので3機種です。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite マンガモデルKindle Voyage(ボヤージュ)- Kindle Oasis
一番安いのはKindleで、最上位機種がKindleOasis。
Kindleのキャンペーン情報とは?
Kindleには「キャンペーン情報付き」と「キャンペーン情報なし」の2種類のモデルがあります。
「キャンペーン情報なし」はスリープ時に、このような幾何学模様の待受けが表示されますが、本を読むときはすぐ見れます。
すぐ読めるというのは、自動スリープ対応のカバーをつけてる場合はカバーを開くだけで読めますし、カバーを付けてない場合は電源ボタンを押すだけで開きます。
一方「キャンペーン情報あり」は、スリープ時「お気に入りの1冊を見つけよう」「話題の新刊からコミックまで Kindle本ストアで」という広告が表示がされ、画面をスワイプしてロック解除をしないと本が読めません。
そのほかセール情報などが表示されることがあります。
広告つきモデルでは、 Kindle月替わりセールなどのお得なキャンペーン情報や 、パーソナライズされたおすすめの商品などが端末に表示されます。
違いはそれだけで、「キャンペーン情報あり」は「キャンペーン情報なし」より2000円安いですが、毎回ロック解除しなくてはならないのが面倒・・・。
Kindle(キンドル)
Kindleのエントリーモデル。無印Kindleとも言われている。
全モデルの中で、解像度が最も低い167ppiのため若干文字が粗い。
バックライトも無いため、暗い場所ではやや見辛い。最新モデルではLEDが内蔵されました。
重量は全機種の中で最軽量の174グラム。
「お金をなるべくかけずに、電子書籍体験をしたい」というかたは手始めにKindle(無印)というのも選択肢の1つではあります。
ポイント
- 一番安い
- 一番軽い
- ブルーライトゼロで目に優しい
- 解像度が低いので文字がやや粗い
Kindle Paperwhite
Kindle全シリーズの中で1番人気のシリーズがKindle Paperwhite。
Paperwhiteは通常モデルと、マンガモデルがあり違いは「容量」と「無料3Gの有無」のみ。
無料3G付きモデルを選ぶと回線など特別な契約なしに、外でも通信が可能になるので、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておかなくても外出先でダウンローができます。
3G付きは画期的ではありますが、今まで外出先でダウンロードが必要になったことが無いです。
文章ばかりの小説やビジネス本を多く読むというかたなら、容量はそれほど気にならないので通常モデルで十分。
漫画をたくさんダウンロードして読みたいという方の場合、たっぷり容量のマンガモデルが良いでしょう。
あくまで容量の違いだけですので、漫画じゃなくても書籍を大量に購入・保存したいという方でしたらやはりマンガモデルがオススメです。
注意ポイント
11月7日に発売するのが、薄型軽量化+防水機能(IPX8等級)がついた新しいKindle Paperwhite。
ストレージは倍にアップした8GBと32GBから選択可能。
防水機能は、今まで上位機種のOasisのみでしたが、NewモデルからはKindle Paperwhiteでもプールやビーチ、お風呂などでも読書が楽しめるようになります。
また、回線付きモデルが4Gになったためダウンロード速度もアップ。
回線の有無で+5000円のため、全員必要な機能とは言えないでしょう。なお、回線付きは32GBのみ。
ポイント
- 一番人気
- 回線付きが選べる
- バックライト付き
- 防水機能付き
Kindle Oasis
最上位機種であるOasis(オアシス)。画面サイズは全モデルで最大の7インチ。
防水機能(IPX8等級)、バックライトも全機種中一番明るい。ページ送りの物理ボタンもあるなど唯一無二。
ポイント
- 画面サイズが大きい7インチ
- ページ送りのボタンがついている
- バックライトが1番明るい
- 防水機能付き
Kindle(無印)、Kindle Paperwhite Newモデル、Kindle Oasisの各種機能比較
各モデルの主な仕様を比較して表にするとこのようになります。
Kindle | Kindle Paperwhite Newモデル | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
内蔵ライト | なし | LED5個 | LED12個 明るさ自動調整 |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
サイズ | 160mm x 115mm x 9.1mm | 167mm x 116mm x 8.18mm | 159mm x 141mm x 3.4-8.3mm |
重量 | 161グラム | Wi-Fi:182g Wi-Fi+無料4G:191g | Wi-Fi:194g Wi-Fi+無料3G:194g |
容量 | 4GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB |
バッテリー | 最長4週間 | 数週間 | 数週間 |
防水 | ○ | ○ |
Kindleの選び方・ポイント
重量はiPad mini4で298.8グラムですから、どれを選んでも軽いです。
選ぶポイントとしては、
step
1 画面のサイズ、明るさ(暗いところでも見るか)、防水(いるかいらないか)でモデルを選ぶ。
step
2 容量がどれぐらい必要か選ぶ。
容量は4GBモデルだったとしても、OSなどシステムでも使用しているので実際使用できるのは3GB程度。
コミックの容量が50〜100MB程度。小説は1MB程度。コミックで30〜60冊、小説だと3000冊も保存できる計算になります。
もちろん書籍によって容量はかなり異なりますのであくまで参考程度に考えてみてください。
Kindle(キンドル)の選び方 現行3機種 おすすめ 機能比較まとめ
今回はKindle(キンドル)の選び方 現行3機種の機能比較についてでした。
まとめ
- 最も優れているのは「Kindle Oasis」
- トータルバランスが良いのは「Kindle Paperwhite Newモデル」
- とにかく安くゲットしたいなら「Kindle(無印)」
Kindleを利用するようになって、以前より手軽に書籍を手にすることが増えました。日替わりセールも嬉しいポイントですね。
マンガモデル後のアップデートでOasis以外でも「快速ページターン」が使えるようになりサクサクになったので、個人的にはKindle Paperwhiteがオススメです。
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Kindle Paperwhite ファームウェアアップデートしたら予想以上に快適になった【動画あり】
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