加熱した水蒸気で調理する電子レンジ「ヘルシオ」は割とメジャーですが、水なしで調理をする鍋「ヘルシオ ホットクック」が非常に便利な印象。
「材料を入れてスイッチを押すだけで後はスイッチを押すだけの便利家電」
なかなか良さげなので、勝間さんのブログやYoutubeをチェックしまくっていたところ、欲しくなり昨年末に購入しました。実際に使ってみて感じたことやメリット・デメリットなど紹介したいと思います。
ヘルシオホットクック レビュー
ホットクックとは
ホットクックはシャープの水なし自動調理鍋の名称で以下の調理ができます。
ホットクックのできること
- 水を使わない調理ができる
- まぜ技調理ができる
- 予約調理ができる
- めん類をゆでる調理ができる
- 蒸し、焼き調理ができる
- 発酵、低音調理ができる
さらに無線LANに接続することでメニューをダウンロードしたり、外出先から予約メニューの確認・できあがり時刻の変更なども可能になります。
ホットクックと圧力鍋の違い
鍋を使った時短料理の代表と言えば、圧力鍋。
我が家でも煮豆や煮魚、角煮などでよく活用していますがホットクックとの違いは何か?と疑問に思いました。
圧力鍋との違い
- 火加減などを意識しなくていい
- 出来上がりまで側にいなくてもいい
- 重くない
ホットクックがあれば圧力鍋がいらないというわけではなく、材料をいれてスイッチを押すだけで良いのでキッチンに張り付く必要がなくほかの作業ができるといった感じです。
ホットクックの種類
ホットクックの種類は、2021年12月現在の現行機種でこれだけあります。
容量 | 無線LAN | 最大予約時間 | 煮詰め | 色 | メニュー数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
KN-HW24G | 2.4L | ○ | 15時間 | 〇 | 赤・白 | 145 |
KN-HW24F | 2.4L | ○ | 15時間 | 〇 | 赤・白 | 147 |
KN-HW24E | 2.4L | ○ | 15時間 | ○ | 赤・白 | 155 |
KN-HW24C | 2.4L | ○ | 15時間 | - | 赤 | 155 |
KN-HT24B | 2.4L | - | 12時間 | - | 赤 | 143 |
KN-HW16E | 1.6L | ○ | 15時間 | ○ | 赤・白 | 145 |
KN-HW16F | 1.6L | ○ | 15時間 | ○ | 赤・白 | 142 |
KN-HW16G | 1.6L | ○ | 15時間 | ○ | 黒・白 | 145 |
KN-HT16E | 1.6L | - | 15時間 | - | 赤 | 138 |
KN-HW16D | 1.6L | ○ | 15時間 | ○ | 赤・白 | 145 |
KN-HW10E | 1.0L | ○ | 15時間 | ○ | 黒・白 | 80 |
KN-HW10G | 1.0L | ○ | 15時間 | ○ | 黒・白 | 86 |
非常にたくさんの機種があり迷いそうですが、ざっくり「容量」「無線LANの有無」「煮詰め・好みの加熱設定の可否」の違いでピンクのハイライトが容量ごとの上位機種となっております。
とりあえず全部入りが良いという方はピンク部分を選べばOK。
容量
- 1.0L・・・1〜2人分
- 1.6L・・・2〜4人分
- 2.4L・・・2〜6人分
家族が多くてたくさん作りたいというご家庭は2.4L、独身もしくは夫婦2人で使うという方は1.0Lという感じで選ぶと良いでしょう。
調理は簡単「材料を入れてスイッチを押すだけ」
調理は材料を入れてスイッチを押すだけなので本当に簡単です。
アプリにレシピが入っているメニューであれば、その通り材料を入れてアプリからメニューを送信できてより便利。(アプリにない場合はメニューを辿って手動選択)
まぜ技ユニットで料理の幅が広がる
ただ温めるだけではなく、まぜ技ユニットがあるため料理の幅が広がっている印象。
温めながら混ぜる、筑前煮やポークカレーなども美味しくできあがりました。
取り付け・取り外しもワンタッチでお手入れもカンタン。
ローストビーフを作ってみた
少しだけ下ごしらえが必要ではありましたが、ローストビーフを一番最初にチャレンジ。
ローストビーフはオートレシピにはないのですが、以前公式レシピサイトであったのと作ってる方が多いためレシピはカンタンに探すことができました。
手順
- 牛肉をフォークでぶすぶす刺して筋切り、塩コショウを刷り込んでラップに包んで30分
- 玉ねぎ(1/2個)をすりおろして、ショウガ(小さじ1)、にんにくのすりおろし(小さじ1)としょうゆ(大さじ5)みりん(大さじ5)をあわせる
- ジップロックにいれて30分漬ける
- ジップロックのまま内鍋に入れて水でひたしてセット
あとは「62°で発酵・低温調理、3時間」にセットして待ちます。
出来上がったら、肉をジップロックから取り出してフライパンで焼き目をつけます。つけダレが焦げやすいのでキッチンペーパーで拭き取ると良いでしょう。
切ったら良い感じの色でしたので大成功。つけダレをフライパンで加熱してソースをかけて食べました。
ホットクックのメリット・デメリット
ホットクックを購入して感じたメリット・デメリットは・・・
メリット
- とにかく簡単に美味しい料理が作れる
- 野菜をたくさん採れる
- セットしたらほったらかしでOK
- 無線LAN対応は案外便利
デメリット
- 大きくて場所を確保するのが大変
- 1品しか作れない
- レシピがまだまだ少ない
やや主観になりますが、メリット・デメリットはこんな感じです。
最後に
以上、今回は昨年末に買ってとても便利に使っているヘルシオ ホットクックについて紹介しました。
食べ盛りの子供がたくさんいる家庭だと24Lでも物足りないかもしれませんが、2周(2回作る)しても良いかなと思えるほどお手軽調理でなかなかグッドです。
お正月は「ローストビーフ」「筑前煮」「黒豆」「茶碗蒸し」と早速活用しましたが、どれも美味しくできました。