セキュリティ 子供の話

Windowsパソコンを子供に使わせる前に必ず設定しておきたい4つの設定【PC 利用制限】

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一般的にはスマホやタブレット利用が多くなったことによるPC離れがささやかれています。

しかし、最近は小学生でも授業でパソコンを使っているため、以前にも増して子供のPCへの関心が強くなっているように感じていました。(当家比)

今回はWindows10で用意した子供用アカウントで必ず設定しておきたい設定について紹介したいと思います。

Windows10の家族向け機能

Windows10では家族のアカウントを追加することができるようになっており、おとな子供の2種類を選択可能。

これからパソコンを使うお子さんを持っている親御さんは、「パソコンの使いすぎ」、「有害サイトの閲覧」が心配ですよね。

Windows Familyの子供アカウントについては、オンラインの活動レポートの閲覧使用可能な時間買い物に関する制限不適切なサイトへの接続制限など、子供に使わせるための配慮がいろいろ可能になります。

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子供用アカウントの追加

ここではMicrosoftファミリーからの追加方法を説明します。

親のアカウントで以下のページへログイン。上部の「ファミリー」を選択します。

https://account.microsoft.com/

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お子様を追加をクリック。

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アカウントの追加にはメールアドレスが必要です。既にある場合は、そのまま入力。

メールアドレスがない場合は「お子様用の新しいメールアドレスを作成」から作成します。

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アカウントの作成で以下を入力

  • 姓、名
  • ユーザー名(メールアドレス)
  • パスワード
  • 国/地域
  • 生年月日
  • 性別
  • 国コード
  • 電話番号

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ユーザー名の箇所では「新しいメールアドレスを取得」をクリック。

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@outlook.jp、@outlook.com、@hotmail.comいづれかのドメインを選択して、@の前のアカウント名を入力します。

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既に使われている場合は「このメールアドレスは既に使われています。」となりますので、文字を追加するなどして使われていないメールアドレスを作成してください。

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全て入力して、アカウント作成すると、親のアカウント宛にメールが届いて完了します。

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ファミリー機能について

ファミリー機能を利用すると大きく6つの項目を設定できるようになります。

  • 最近のアクティビティ・・・直近の使用状況のレポート設定
  • Webの閲覧・・・不適切なWebサイトのブロック設定
  • アプリ、ゲームとメディアの設定・・・不適切なアプリとゲームのブロック設定
  • 使用時間・・・使用時間の設定
  • 購入と支払い・・・アプリストアでの購入制限の設定
  • お子様を探す・・・デバイスの位置情報の表示設定

次にこれらの中で必ず押さえておきたい項目を設定方法とあわせて紹介します。

必ず設定しておきたい4つの設定

Webの閲覧

まず最初に不適切なWebサイトをブロックする設定をします。「不適切なWebサイトをブロックします」をオン。

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今のところわたしは設定していませんが、親としては心配な方も多いはず。必要に応じてブロック、許可を設定してみてください。

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特定のサイトをブロックしたい場合

①の特定のサイトを常にブロックするから「ブロックするWebサイトのURL」を追加します。

許可したサイトを見せる場合

意外とブロックするWebサイトを探すのは大変なので、許可したサイトだけを見せるというのも有効です。(やや制限がきついですが・・・)

②の「許可リストに指定されたWebサイトだけを閲覧する」にチェック。③「許可するWebサイトのURLを入力します」から見てOKなドメインを入力します。

ストアのアプリ、ゲーム、メディアを制限

次に使用可能なアプリの設定です。

「アプリ、ゲームとメディア」のページへ行くとデフォルトで「不適切なアプリとゲームをブロック」がオンになっています。

ストアのアプリ、ゲーム、メディアを制限の年齢制限を「すべての年齢(制限なし)」から3歳〜17歳のどれかを選びます。(18歳以上はすべての年齢と同じようです)

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10歳を選択した場合、アプリ「7+」テレビ「7」音楽「7」映画「G 全年齢対象」ゲーム「CERO A全年齢対象」に変わりました。

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ブロックされたアプリとゲームでは、デフォルトで以下のアプリがブロックされています。Edgeは使いづらいため、Google Chromeのブロックを削除しました。

注意ポイント

Google Chromeを許可した場合、どのサイトでもアクセスできるようになってしまいますので推奨されてません。

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何故か「さん付け」で確認されますが、削除する場合は「許可」を選択します。

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使用時間

次に曜日単位で使える時間、時間帯を設定します。

「お子様がデバイスを使うことができる時間の制限を設定する」をオンにします。

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次に曜日ごとに1日あたりの時間制限を設定します。時間制限は無制限アクセスを終日ブロック
、30分〜12時間まで30分刻みで設定できます。

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次に設定した時間制限の中で、何時から何時までに利用可能なのかを設定します。

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スケジュール右下の「時間制限の設定」から複数の曜日の時間制限を設定することも可能です。ただし、上書き設定はできないようなので、先に設定を削除してから実行してください。

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なお、時間制限を設定していても、レアケースで使う必要があった際に遠隔で延長設定など、柔軟な対応もできます。実際に届くメールは以下の内容。

15分、30分、1時間、2時間、8時間の延長が出来ます。

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購入と支払い制限

購入と支払い制限の設定では「ストアから購入できるものとダウンロードできるもの」の設定をします。

デフォルトでは「すべてのゲームやアプリ」が許可されていますが、「無料のゲームやアプリのみ」に設定変更します。

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有料のアプリの購入をする場合の課金は、このページの「お子様のアカウントに入金」するから行います。

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ここでは1000円、1500円、2000円、2500円、3000円、5000円の中から入金金額を選択することが可能。

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子供がMinecraft(Windows 10版)をやりたいと言った場合はここから入金しておいてストアで購入します。

最後に

以上、今回はWindowsパソコンを子供に使わせる前に必ず設定しておきたい4つの設定について紹介しました。

これから子供に使わせる予定のある方は是非チェックしてみてください。

本格的にアダルトサイトなどの制限などを掛けたい場合は専用のソフトの導入も検討したいですね。

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